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この作品はかな~り前から感想を書こうと思っていたんですが、気づいたらこんなに日が経っていました。笑

安寿と厨子王丸(1961年)
無実の罪を着せられて都に連行された父の罪を晴らすため、母と一緒に旅立った安寿と厨子王丸の姉弟だったが、その途中で人買いの罠に落ちて母と離れ離れになってしまう。姉弟は強欲な山椒太夫の下へ売られ、二人は過酷な労働を強いられる・・・。

苦難の中でもお互いに助け合う安寿と厨子王丸がひたすら健気です。特に安寿は山椒太夫の息子である三郎と親しくなりますが、その後の安寿の運命を考えると無性に悲しくなります。

まるで日本画がそのまま動いているような美しい作画が凄いです。日本人として真っ当な感覚を持っている人たちが作っただけあって、出てくるキャラの動きや身のこなしがしっかりしています。動物たちも可愛らしかったです。
言葉遣いも勿論綺麗です。特に後半に出てくるあや姫が厨子王に対してしっかり「様」呼びしている所が良いですね。現代人が作れば絶対呼び捨てになりますから。

以前紹介した「少年猿飛佐助」を製作した東映のアニメ映画なだけあって、CGで手抜きする今のアニメに比べれば、こちらの方が遥かに優れていますよ。ラストは本当に泣きました。

安寿と厨子王丸 予告編

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