◆ファインディング・ニモ(2003年)
昨年続編が公開された影響で久しぶりに鑑賞。ちなみに続編は興味ないので 観てないです。笑
久々に観たけど面白いです。父と子の絆がテーマなんて今では珍しくて新鮮で、何より内容もわかりやすい。人間に攫われてしまった(魚からの視点ではそうなるのだが、人間の視点では弱った魚を助けたというギャップも面白い)息子・ニモを助けるため、偶然知り合った物忘れの激しいドリーと一緒に広い大海原を旅する父・マーリン。マーリンは序盤でのある出来事がきっかけで、ニモに対して過剰なまでな過保護っぷりを発揮し続けて、当の息子からは呆れられるほどの駄目な父親でした。それがドリーと苦難を経験していくことで、良い意味で変化していきます。このドリーが物忘れの激しさで思いっきり笑わせてくれます。そしていいキャラなんです。日本語吹替えで見ることが多い作品ですが、ドリー役の室井さんの声は凄く嵌ってますね。
マーリンが苦労しながら息子を捜す旅をしている間、ニモも水槽で知り合った魚たちと協力して脱走を試みようとします。ここでも所謂魚たちの敵がいるのですが、なんと8歳の少女という設定。敵が少女なんて、これも今では珍しい設定ですね。
ニモは人間で言う障害者のせいか、好奇心旺盛の割りにどこか弱気な面もあって最初の脱走計画は失敗してしまうのですが、カモメのナイジェルから父親の武勇伝を聞かされて俄然奮起。父の活躍を知って自分も頑張ろうとする息子、という展開はとても微笑ましい。音楽と相俟って大好きなシーンです。
そして様々な苦難を乗り越えて再開する父子。もうこの時には過保護で心配性なマーリンはいません。この作品はニモ以上にマーリンの成長が一番の見所ですね。そしてドリーとの掛け合いも!
昨年続編が公開された影響で久しぶりに鑑賞。ちなみに続編は興味ないので 観てないです。笑
久々に観たけど面白いです。父と子の絆がテーマなんて今では珍しくて新鮮で、何より内容もわかりやすい。人間に攫われてしまった(魚からの視点ではそうなるのだが、人間の視点では弱った魚を助けたというギャップも面白い)息子・ニモを助けるため、偶然知り合った物忘れの激しいドリーと一緒に広い大海原を旅する父・マーリン。マーリンは序盤でのある出来事がきっかけで、ニモに対して過剰なまでな過保護っぷりを発揮し続けて、当の息子からは呆れられるほどの駄目な父親でした。それがドリーと苦難を経験していくことで、良い意味で変化していきます。このドリーが物忘れの激しさで思いっきり笑わせてくれます。そしていいキャラなんです。日本語吹替えで見ることが多い作品ですが、ドリー役の室井さんの声は凄く嵌ってますね。
マーリンが苦労しながら息子を捜す旅をしている間、ニモも水槽で知り合った魚たちと協力して脱走を試みようとします。ここでも所謂魚たちの敵がいるのですが、なんと8歳の少女という設定。敵が少女なんて、これも今では珍しい設定ですね。
ニモは人間で言う障害者のせいか、好奇心旺盛の割りにどこか弱気な面もあって最初の脱走計画は失敗してしまうのですが、カモメのナイジェルから父親の武勇伝を聞かされて俄然奮起。父の活躍を知って自分も頑張ろうとする息子、という展開はとても微笑ましい。音楽と相俟って大好きなシーンです。
そして様々な苦難を乗り越えて再開する父子。もうこの時には過保護で心配性なマーリンはいません。この作品はニモ以上にマーリンの成長が一番の見所ですね。そしてドリーとの掛け合いも!
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気づいたら10月になっていました。完全に放置していてすみません(;_;)
夏はちょっと精神的に落ち込んでいたせいでブログ書く気になれず、そのままずるずると秋になっていました。今はもう大丈夫です^^
10数年ぶり(!)に眼科へ行き、眼鏡を新調しました。コンタクトは苦手なので、眼鏡派なのです。でもかけるのは専ら車の運転時のみで、普段は裸眼です。そのせいかまあ見えにくいこと(^^;)いやぁ、クリアに見えるっていいですね!楽しくなります。
今年は昔の映画をたくさん見ようと思っていたのに、あんまり見れていないことに気づき、現在時間を作ってはちょこちょこ見ています。新しい眼鏡をつけて。
洋画が続いていましたが、今は邦画を見ています。ネオレアリズモのイタリア映画も見ました。秀逸なストーリーであることはよくわかりましたが、あんまり後味はよろしくないですねぇ。平日に見るものではない(笑)おかげで翌日はモヤモヤしていて、仕事も思うようにできませんでした。
そんな近況。庭の柚子が生り始めていた。
夏はちょっと精神的に落ち込んでいたせいでブログ書く気になれず、そのままずるずると秋になっていました。今はもう大丈夫です^^
10数年ぶり(!)に眼科へ行き、眼鏡を新調しました。コンタクトは苦手なので、眼鏡派なのです。でもかけるのは専ら車の運転時のみで、普段は裸眼です。そのせいかまあ見えにくいこと(^^;)いやぁ、クリアに見えるっていいですね!楽しくなります。
今年は昔の映画をたくさん見ようと思っていたのに、あんまり見れていないことに気づき、現在時間を作ってはちょこちょこ見ています。新しい眼鏡をつけて。
洋画が続いていましたが、今は邦画を見ています。ネオレアリズモのイタリア映画も見ました。秀逸なストーリーであることはよくわかりましたが、あんまり後味はよろしくないですねぇ。平日に見るものではない(笑)おかげで翌日はモヤモヤしていて、仕事も思うようにできませんでした。
そんな近況。庭の柚子が生り始めていた。
◆ゲゲゲの鬼太郎60’s(1968年)
モノクロ版の「ゲゲゲの鬼太郎」。全話見ましたが、すっっっごく面白かったです!!!70年版も勿論楽しめましたが、こちらは原作を忠実に倣って作られているだけあって、水木しげる先生の才能やパワーがどれだけ凄いものであったのかが随所で感じられました。
70年版が変化球だったのに対し、60年のモノクロ版は直球どストレート!といったところでしょうか。様々な形で人間に危害を加える(加えようとする)妖怪たちを鬼太郎が退治する、というお約束の展開ですが、敵の妖怪たちもあの手この手で鬼太郎を苦しめる。時にはねずみ男や人間が敵に回ったり、時には人間が妖怪の犠牲になってしまったり。ほんと人間の儚さをひしひしと感じました。ただ妖怪に対してはまるっきり無力な人間が犠牲になっても、その演出は割とあっさりしていますね。戦争を体験している世代の人たちが制作している影響でしょうか。「人間の死」を大袈裟に表現する現代とはまるっきり違うので、そこはびっくりさせられました。
ところで、このシリーズのねずみ男は、70年版がかなり嫌らしい悪党になっていたのとは少し雰囲気が違っていて、憎めない小悪党と言った感じでした。70年版でレギュラー化した猫娘も、モノクロ版は全65話中たったの一話のみの登場。しかも頭にリボンもなく、鬼太郎よりもお姉さんといった感じ。これが標準の猫娘だったのでしょうが、なんか新鮮に思えました。
妖怪を退治する話だけかと思いきや、「妖花」や「笠地蔵」と心温まる話もあれば、「ゆうれい電車」や「地獄流し」といった鬼太郎が直接人間を懲らしめるといった話もあります。全65話とかなり多い話数ですが、非常にバラエティに富んだ内容で全く飽きさせません。
作画に関してもCGのない当時を考えると、目を見張る部分がとてもたくさんありました。「吸血木」に出てくるのびあがりの点描風のデザインとかもう凄すぎる・・・。
同じ「吸血木」に関してですが、「花だろうが葉っぱだろうが、親は子が生きてるだけで嬉しいんじゃよ!」という目玉おやじの台詞が好きです。というか「吸血木」は好きな話の一つですね。まあ一番好きな話は「吸血鬼エリート」ですがね。笑
「白山坊」に出てくるゲストキャラの花子は、とても女性らしく描かれていて素敵でした。
あ~ほんとにこのシリーズ面白いです!白黒だからと毛嫌いせずに見て欲しい!むしろ「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観には、白黒が一番合っているような気がします。
68年版OP
68年版ED『カランコロンの歌』
モノクロ版の「ゲゲゲの鬼太郎」。全話見ましたが、すっっっごく面白かったです!!!70年版も勿論楽しめましたが、こちらは原作を忠実に倣って作られているだけあって、水木しげる先生の才能やパワーがどれだけ凄いものであったのかが随所で感じられました。
70年版が変化球だったのに対し、60年のモノクロ版は直球どストレート!といったところでしょうか。様々な形で人間に危害を加える(加えようとする)妖怪たちを鬼太郎が退治する、というお約束の展開ですが、敵の妖怪たちもあの手この手で鬼太郎を苦しめる。時にはねずみ男や人間が敵に回ったり、時には人間が妖怪の犠牲になってしまったり。ほんと人間の儚さをひしひしと感じました。ただ妖怪に対してはまるっきり無力な人間が犠牲になっても、その演出は割とあっさりしていますね。戦争を体験している世代の人たちが制作している影響でしょうか。「人間の死」を大袈裟に表現する現代とはまるっきり違うので、そこはびっくりさせられました。
ところで、このシリーズのねずみ男は、70年版がかなり嫌らしい悪党になっていたのとは少し雰囲気が違っていて、憎めない小悪党と言った感じでした。70年版でレギュラー化した猫娘も、モノクロ版は全65話中たったの一話のみの登場。しかも頭にリボンもなく、鬼太郎よりもお姉さんといった感じ。これが標準の猫娘だったのでしょうが、なんか新鮮に思えました。
妖怪を退治する話だけかと思いきや、「妖花」や「笠地蔵」と心温まる話もあれば、「ゆうれい電車」や「地獄流し」といった鬼太郎が直接人間を懲らしめるといった話もあります。全65話とかなり多い話数ですが、非常にバラエティに富んだ内容で全く飽きさせません。
作画に関してもCGのない当時を考えると、目を見張る部分がとてもたくさんありました。「吸血木」に出てくるのびあがりの点描風のデザインとかもう凄すぎる・・・。
同じ「吸血木」に関してですが、「花だろうが葉っぱだろうが、親は子が生きてるだけで嬉しいんじゃよ!」という目玉おやじの台詞が好きです。というか「吸血木」は好きな話の一つですね。まあ一番好きな話は「吸血鬼エリート」ですがね。笑
「白山坊」に出てくるゲストキャラの花子は、とても女性らしく描かれていて素敵でした。
あ~ほんとにこのシリーズ面白いです!白黒だからと毛嫌いせずに見て欲しい!むしろ「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観には、白黒が一番合っているような気がします。
68年版OP
68年版ED『カランコロンの歌』
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