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ゲゲゲの鬼太郎70’s(1971年)
 
「ゲゲゲの鬼太郎」は母が好きだったことが影響して、子供の頃から好きな作品でした。と言っても世代的に80年以降のものしか知らなかったのですが、鬼太郎を見るなら60'sと70’sまでが良くて後は駄目という意見を見て(実際に70’sを再放送で何度も見ていたという母も、80年以降のシリーズは嫌っていたし)、じゃあ一つ見てみるかということで70’sを全話見ました。

全話見た印象としては、怪奇ものの不気味な雰囲気はしっかり残しながら、一方で高度成長期の日本への風刺や自然破壊への警鐘を見事に融合させたなぁと感じました。
あとはねずみ男の悪どさが物凄く突き抜けていましたね。これ見ちゃうと、今時の悪役って良い子ちゃんだなぁと思っちゃう位。死神のキャラデザインも凄いですね。

特典のブックレットに当時の制作者たちのインタビューが載っていましたが、70'sの製作が決定した時点で、鬼太郎の原作は底がついていたということです。だから鬼太郎以外の水木先生の作品を原作にしているエピソードがかなりあるので、鬼太郎が活躍しない話も結構ありました。それでも本当にこのエピソードの原作が鬼太郎じゃないの?と素直に思っちゃうくらいすんなり世界観に馴染んでいました。オリジナルを作ることは考えなかったのかという質問で、脚本家たちが「アレンジすることはできるが、全くのオリジナルを作るのは無理。あの世界観は本人にしか作れない」とやめたそうです。ちゃんと原作を尊敬していたんだなぁとちょっぴり感動しました。好き勝手に改変する現代作品とは大違い。

超有名な作品なので、作品全体のことに関してはいちいち語りませんが(というか語彙力が乏しいので、どう説明すればいいのかわからん;)、鬼太郎親子が父と子である影響なのか、「父と息子」や「父と娘」をメインにした話が多かったのが印象的でしたね(父と子をテーマにした作品なんて、現代のアニメでは死滅してますから)。シリーズ中の名作と言われている「地相眼」(ちなみに母もこの話が一番好きだと言ってました)、「心配屋」、「南からの招き」、「猫又」、「アンコールワットの亡霊」、「死神と貧乏神」が特に顕著で、良い意味でも悪い意味でも家族愛というものに深みを与えてくれます。これが母と子だったらそんなに印象に残らなかったかも。
でも私が一番好きなのは「足跡の怪」です実は。笑
目鼻が顔に埋没していくあの作画は本気で怖かったし、ラストでねずみ男の「タブーとされていることを守ってきてこそ、皆が幸せになれる」という台詞は考えさせられましたね~。
それからブックレットはほんと素晴らしい内容でしたよ^^あれだけでも凄く楽しい!

71年版OP&ED

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せたさん、こんにちは♪
鬼太郎の古い作品を見られたんですね。
羨ましいです(^-^)
お母様とも、感想など交換されてるのも良いですね~♪
他に紹介されてる、ジャムや、映画、ドラマも、見てると氣になってきます。
坂本さんの楽曲も、当時の楽曲はゆっくりしてて、歌いやすいですね。
次代と共にテンポが速くなってますが、最近のはとてもじゃないけど歌えません。
古い楽曲は歌いやすくて耳にもなじむし、今聞いていても楽しいものが多いですよね。

コメントもありがとうございました。
とても、嬉しかったです。
寒くなってきたので、カゼに注意して、ご自愛くださいね♪
ひよこ 2015/10/17(Sat)20:05:36 編集
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